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2025.11.1

創立50周年記念!映画監督・武正晴さんをお迎えして学んだ「チームで創る」ということ

スマホもPCも持たない映画監督の教え―創立50周年記念講演会レポート

映画作りの裏側に学ぶ、チームワークの本質―武正晴監督講演会を開催しました。

創立50周年の特別な一日

2025年10月25日、当社は創立50周年という節目を迎えるにあたり、全社会議の研修に特別なゲストをお迎えしました。映画監督の武正晴さんです。全社会議の場でほぼ全社員が集まり、普段なかなか接する機会のない映画監督という職業の方から、貴重なお話を伺うことができました。

武正晴監督について

武監督は、「龍が如く」「100円の恋」「イン・ザ・ヒーロー」など数々の話題作を手がけてこられた実力派の映画監督です。繊細な人間ドラマの描写に定評があり、日本映画界で確固たる地位を築いていらっしゃいます。そんな第一線で活躍される監督から直接お話を聞ける機会とあって、会場は開始前から熱気に包まれていました。

映画制作の裏側―「みんなで作り上げる」ということ

講演で最も印象的だったのは、映画作りにおける監督の心構えと、スタッフとのチームワークについてのお話でした。

「映画は監督一人で作るものではない」と武監督は語ります。カメラマン、照明、音響、美術、俳優など、数多くのプロフェッショナルが集まって初めて一本の映画が完成する。監督の仕事は、それぞれの専門性を尊重しながら、一つの作品としてまとめ上げていくことだと教えていただきました。

撮影現場でのエピソードを交えながら、スタッフ一人ひとりの意見に耳を傾けることの大切さ、信頼関係を築くことの重要性についてお話しくださり、私たちの日々の仕事にも通じる学びがたくさんありました。

驚きの生活スタイル―人間観察の極意

講演の中で、社員たちが特に驚いたのが武監督の生活スタイルでした。なんと、スマホもパソコンも持たず、車の運転もしないという生活を送っていらっしゃるのです。

「今の時代にそんな生活が可能なんですか?」という質問に、監督は穏やかに微笑みながら答えてくださいました。デジタルデバイスに頼らないことで、人々の表情や仕草、街の風景をじっくり観察できる時間が生まれる。電車に乗れば、人々の会話や振る舞いが自然と目に入ってくる。こうした日常の観察が、映画の登場人物を生き生きと描く源になっているのだそうです。

効率や便利さを追求する現代において、あえて立ち止まり、じっくりと物事を観察する。監督のお話から、私たちが忘れかけていた大切な視点を思い出させていただきました。

集合写真もはいチーズ

2次会での貴重な交流

講演終了後は、場所を近くの居酒屋に移して2次会を開催しました。フォーマルな講演会とは打って変わって、和やかな雰囲気の中、監督を囲んでの楽しい時間となりました。

チームワークの本質を学んだ一日

「みんなで作り上げる」という映画制作の本質は、私たちの仕事にもそのまま当てはまるものでした。それぞれの専門性を尊重し、信頼関係を築きながら、一つの目標に向かって進んでいく。武監督から教えていただいたこの姿勢を、活かしていきたいと思います。

参加した社員からは「普段の仕事の進め方を見直すきっかけになった」「人間観察の大切さを改めて感じた」といった声が聞かれました。創立50周年という節目にふさわしい、心に残る素晴らしい講演会となりました。

武正晴監督、貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。

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