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2024.1.26

災害時のAED利用:命を救う有効性

元旦に起きた能登半島地震は私たちに大きな衝撃を与え、地震の恐ろしさを再認識させました。

災害が発生すると急な状況において迅速かつ効果的な医療対応が求められます。その中でAED(自動体外式除細動器)は、その有効性が大いに示される装置となります。

1迅速な対応と救命のチャンス

災害時は急な心臓停止や心臓疾患が発生する可能性が高まります。循環器系は最もストレスの影響を受けやすい臓器系の一つです。

東日本大震災では寒冷な時期に発生したこと、多くの住民が家を失い避難所・仮設住宅での避難生活を余儀なくされたことなど、精神的・肉体的ストレスにより住民の健康状態にも甚大な影響を与えました。

東日本大震災において循環器疾患がどのような影響を受けたのかについて多くの調査、研究を行った結果,心不全・心室性不整脈が増加し,冠攣縮反応も生じやすくなっていることが明らかになりました。つまり、心臓疾患が発生する可能性が高まっていたことが分かります。AEDを使用することで心臓を正常なリズムに取り戻し、救命の重要なチャンスを与えます。

https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/02/JCS2014_shimokawa_d.pdf

1次被害によって医療機関がひっ迫している被災地では、AEDは地震による2次被害を減らすでしょう。

日本では、近い未来、南海トラフ巨大地震が高い確率で発生することが予想されています。

地震による被害を減らすため、医療においても備えが必要です。

AEDの設置は地震対策の1つとなるでしょう。

2心臓停止時のAEDの即時使用

AEDは心臓停止に対する最も効果的な手段として位置づけられています。その自動化された機能により、使用者が素早く操作でき、電気ショックを行うことで心臓の正常な動きを復活させることが期待されます。

3公共の場でのAED設置

多くの地域や施設では、公共の場にAEDを設置しています。災害時、公共の場は避難場所となることが多い為、災害時においてもAEDが近くにあり、迅速な対応が可能となります。適切な場所にAEDを配置することが、生命を守る鍵になります。

災害時に次の3つのようなリスクが想定されます。

・情報通信手段が途絶えてしまい、救急車を呼ぶことができない

・同時に多くの負傷者が発生したり、道路が遮断されたりすることで、救急車の到着が遅れる

・医療機関がひっ迫し、すべての負傷者への処置が困難に

災害時には人手はもちろん応急手当や救急救命に必要な資材も一斉に必要となるため、AEDが不足する可能性があります。既にAEDを設置している施設でも、今後訪れると予測される南海トラフ地震に備え、考えてみてはどうだろうか。

4講習会による有効な利用

AEDは使い方が比較的簡単であるため、一般の人でも講習会を受けることで利用ができます。これにより、災害時には周囲の人々が積極的にAEDを使用でき、救命率が向上します。

AEDの導入と共に、最寄りの消防署や医療機関などに相談しAEDの講習会を開いてみてはどうでしょうか。

緊急時において時間は命です。AEDはその迅速かつ確かな機能により、災害時においても命を救うための頼りになる装置といえるでしょう。

地震と津波により、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。被災地域の皆様の安全確保、そして一日も早い復旧・復興を衷心よりお祈り申し上げます。

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